一所懸命に手抜きする

デスクワークばかりのスポーツ嫌いで50歳も過ぎ、いよいよ足腰に衰えを感じつつある昨今。

write.csv()とwrite.csv2()はどう違う?【R】

write.csv()とwrite.csv2()はどう違う?

a-habakiri.hateblo.jp  write.csv()はwrite.table()のwrapperですが、同じくwrite.table()のwrapperとしてwrite.csv2() というものもあります。

write.csv()出力
"","支社番号","支社名","支店番号","支店名","売上"
"1",10,"札幌",11,"札幌",1.9
"2",20,"東京",21,"大手町",2.6
write.csv2()出力
"","支社番号","支社名";"支店番号";"支店名";"売上"
"1";10;"札幌";11;"札幌";1,9
"2";20;"東京";21;"大手町";2,6
write.csv()とwrite.csv2()の違い
関数区切り文字 sep小数点読み込み
write.csv()カンマ ,ピリオド .read.csv()
write.csv2()セミコロン;カンマ ,read.csv2()

 write.csv2()は小数点にカンマを用いるため、区切り文字をカンマとしては区別がつかなくなるので、セミコロンで区切る仕様のようです。
 write.csv()で書き出したCSVはread.csv()で読み込めます。
 write.csv2()で書き出したCSVはread.csv2()で読み込めます。
 普通に使うのはwrite.csv()でしょう。

  参考 R: Data Outputから抜粋すると

write.csv uses "." for the decimal point and a comma for the separator.
write.csv2 uses a comma for the decimal point and a semicolon for the separator, the Excel convention for CSV files in some Western European locales.