ASエミュレーター画面でCTRL+Cが使えない
Windowsソフトで標準の作法と思われるCTRL+CなどのショートカットはAS400のエミュレーター画面(セッション画面,Pcomm,PC5250)ではデフォルトでは使えません。
ショートカットキーに慣れた人にとっては、わざわざメニューバーから「編集 > コピー」 と選択するのも面倒です。
実は、AS400のエミュレーター画面にショートカットキーがないのではなく、キーの割当が異なるのでした。
ASエミュレーターでのショートカットキー
矩形選択 Shiftキーを押しながらカーソル移動 コピー Ctrl+Insert 切り取り Shift+Delete 貼り付け Ctrl+Shift+Insert
コピーがCTRL+Cじゃないとは…
コピーはやはり CTRL+C というWindows標準のお作法であってほしいものです。そこで各機能とキーボード操作の組み合わせを変更したいと思います。
キーマップの割り当て変更
メニューバーから「編集 > 設定 > キーボード > 編集」でキーボードの設定画面が出てきます。
この画面で割り当てたいキーボードをクリックして、機能を設定する流れになります。
コピー(Ctrl+C)
キーボードの「C」を選択し、選択キーの現行アクションの変更の「→ Ctrl 」に [edit-copy] と入力する。これで Ctrl+C にコピーが割り当てられます。
貼り付け(Ctrl+V)
キーボードの「V」を選択、「→ Ctrl 」に [edit-paste] と入力。
切り取り(Ctrl+X)
キーボードの「X」を選択、「→ Ctrl 」に [edit-cut] と入力。
元に戻す(Ctrl+Z)
キーボードの「Z」を選択、「→ Ctrl 」に [edit-undo] と入力。
割り当てられるキー等は キーの機能およびキーボードの設定(IBM Knowledge Center) を参照して下さい。